【イタリア名作ポルノ】Decameron: Tales of Desire 1995 デカメロン1 欲望の物語
| にアップロードされたファイル : | 2024-01-19 |
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説明
【イタリア名作ポルノ】Decameron: Tales of Desire 1995 デカメロン1 欲望の物語
大勢が食卓を囲んで祝杯をあげ、それぞれの男が自分が経験した奇妙な性体験を語るというものだ。下品で、陽気で、時にはオールセックスの場面もあり、時代劇の衣装や設定、美しい城のロケーション（ルカが『Xハムレット』で使用した城と同じ）により、また違った表情を見せてくれる。
監督
ルカ・ダミアーノ
作家
ジョヴァンニ・ボッカチオ
主演
クリストフ・クラーク
ルル・デイヴィッド
マイク・フォスター
優れたプロダクションバリューと並外れたヨーロッパ人キャストを擁する『DECAMERON: TALES OF DESIRE』は、イタリアの巨匠ルカ・ダミアーノによる優れたポルノ映画だ。続編がアメリカにも輸入されることを願っている（その要望はすでに地元の配給会社にメール済み）。フェアウェザー・ファンにとって唯一の難点は、未翻訳（イタリア語音声、字幕なし）であることだが、アクション（アクションの意味はおわかりだろう）はわかりやすい。
パゾリーニは1971年に『DECAMERON』をヒットさせたが、本作を観て、彼の才能ある弟子セルジオ・チッティの作品、つまり1974年にロンドンで観た『BAWDY TALES』のほうを思い出した。
形式は単純で、大勢が食卓を囲んで祝杯をあげ、それぞれの男が自分が経験した奇妙な性体験を語るというものだ。下品で、陽気で、時にはオールセックスの場面もあり、時代劇の衣装や設定、美しい城のロケーション（ルカが『Xハムレット』で使用した城と同じ）により、また違った表情を見せてくれる。
X HAMLET』のディスコ・テーマ曲 "To F**k or Not to F**k "は、『デカメロン』のオープニング曲として再演され、軽薄でハイテンションなムードを盛り上げてくれる。私は少数派かもしれないが、この時代錯誤のバカバカしい曲が大好きだ。
この映画ではセックスがすべてであり目的なのだが、中にはむしろ愉快な場面もある。ある巧妙でおふざけなものは、女性の夫が突然帰宅したとき、その話をしている恋人がクローゼットに隠れるところで終わる。夫の金玉が文字通りクローゼットのドアに引っかかってぶら下がり、妻が金玉の正体についてコック＆ブル・ストーリーをでっち上げる。夫が金玉を叩き続ける、イタリア人なら誰もが認めるグロテスクなユーモアだ。ファレリー兄弟のようなハッカーがこのギャグに挑戦するのを見たいものだ。
映画の最後の30分は乱交パーティに費やされるが、これはおそらく私がこれまで見た乱交パーティ映画の中で最高の演出である。通常、70年代のアメリカのポルノ映画や、例えばティント・ブラスの『CALIGULA』では、乱交シーンはフィラーとしてデザインされている。何が起こっているのかよくわからないこともしばしばで、まるで性的な3輪サーカスのように、ただ体が蠢いているだけでフレームは埋め尽くされている。
一方ルカは、この挑戦的なシークエンスを通して、エネルギー・レベルを上げ、高揚したムードを一定に保ち、常に興味深いセックス・アクションを撮り続けている。注目の中心は、私がずっと好きなポルノ・スター、サラ・ヤングで、あらゆる敵を相手にし、他の魅力的な女性キャストも同様に興奮に貢献している。サラの顔と乳房を文字通り浴びる4つのマネー・ショットでクライマックスを迎え、彼女はカメラに向かって笑顔で手を振ってさよならを言う。この壁を破る仕掛けは、ルカが『X HAMLET』のフィナーレでも使ったもので、とてつもなく明るい。
ポルノマニアには、サラの最高のポルノヴィネットをサッシャ・アレクサンダーが美しく撮影した『THE GODDESS OF LOVE』シリーズ全12巻をお勧めしたい。これらは映画ではないが、彼女の時代を超越した美しさとセックスへの驚くべき熱意を捉えている。
